新年度が近づくと、次年度に卒業を迎える学生の就職活動が本格化します。
先日、弊社が実施した企業経営者向けアンケートにおいて、「優秀な人材確保」が経営課題・関心事のトップになるなど、人事関係の悩みを抱える企業が多いことが分かります。
学生が企業を検討するポイントの1つに「福利厚生の充実」があります。
就活生向けサービスを行う企業が実施する就活生へのアンケートでは、企業選びで重視するポイントに「福利厚生の充実」が毎年上位に挙がります。
(その他、企業に安定性がある、社風や働く社員が良い、などが上位となっています)
なぜ福利厚生が充実した企業が選ばれるのか?
考えられる理由は以下の通りです。
●働きやすくなる
家賃補助を例にご説明いたします。
若手社員のうちは特に収入も少ないため、家賃節約のために会社から遠く離れた住まいを借りるケースも多いと思われます。
通勤時間が長いと、終業後の自由時間や睡眠時間が削られ、仕事のパフォーマンス低下につながります。
家賃補助があれば、全額自己負担する場合よりも条件の良い住まいを借りることができる可能性が広がります。住環境が良くなることは、従業員にとって働きやすい環境になることであるといえます。
●モチベーションアップ
有給休暇を例にご説明いたします。
有給休暇が容易に取得できるような仕組みが整っていれば、旅行や趣味の時間に充てるなどして休息やリフレッシュができ、また頑張ろう!といったモチベーションアップにつながります。
まもなく入社する社会人1年目の方は特に、未経験のことも多く、心身ともに大きな負担を抱えることになるでしょう。だからこそ、有給休暇の取得推進などといった、企業側からのワークライフバランス醸成のきっかけ作りはとても重要です。
働きやすいかつ、従業員のモチベーションが高い会社は、退職者が少なくなる傾向があります。実際に、福利厚生が充実した企業は離職率が低いという大学の研究データもあります。
一方で、福利厚生制度を充実させるだけで、利用推奨を行わないとすると、従業員の満足度は上がりません。
利用率が低ければ、充実させた福利厚生制度を持て余すことになるからです。
福利厚生を充実させるには?
福利厚生には「法定福利厚生」「法定外福利厚生」の2種類があります。
法定福利厚生 :法律で整備が義務付けられているもの(健康保険・労災保険など)
法定外福利厚生:法律と関係なく、企業独自に整備・提供しているもの(家賃補助・扶養手当など)
「法定外福利厚生」の具体例として、家賃補助・扶養手当のほかには、法定外の健康診断(人間ドックなど)・誕生日休暇などの特別休暇制度、資格取得支援制度(受講料補助など)、アパレル等の社員割引制度等があります。
「法定外福利厚生」の充実が、従業員のモチベーションアップ・会社に愛着をもつことにつながるでしょう。
その中でも、今回は福利厚生の充実に役立つ保険をご紹介させていただきます。
福利厚生の充実に役立つ保険とは?
従業員の病気を補償する保険です。
生命保険とは違うの?とお考えの方も多いと思いますが、生命保険は対象者一人ひとりについての健康状態などの告知が必要であり、従業員が全員加入するとなると相当の労力を要します。
今回ご案内の保険は、企業の売上高・業種がベースとなっており、従業員個別の健康状態を告知する必要がありません。
保険についての詳細は、損害保険ジャパン株式会社で発売中の「メディカル・マスター」をご参考ください。
https://www.sompo-japan.co.jp/hinsurance/risk/employee/master_plus/medical_master/
こちらの保険は、先程の「働きやすくなる」「モチベーションアップ」のポイントほかに、「従業員の安心」にもつながります。
従業員が長期入院等をされますと、予定外の出費などで生活が困窮するケースがあります。
従業員が安心して働く環境構築および福利厚生の充実にお役立てください。
大和ライフネクスト インシュアランスエスコート部では、事業リスクや福利厚生にお役立ていただける各種保険を幅広く取り扱っております。
ご興味・ご関心がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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2023.03.08