ここ最近、放火・強盗などの事件をニュースで目にする方も多いと思いますが、皆さまの会社の防犯対策は万全でしょうか?
また、対策をしっかりなされている場合でも、事件・事故は突然発生します。
今回は、保険事故発生時の保険対応についてご案内します。
【平時の保険内容確認】
事故発生時に、保険の存在を忘れないことが大切です。
あらかじめ、どんな内容の保険に入っているか、契約保険会社(または保険代理店)はどこか、などの確認をしておくことがとても重要です。
また、ご自身が事故に巻き込まれると、相当期間保険会社に連絡できない可能性もあるため、社内の別の担当者にも保険内容の共有をしておきましょう。
【事故発生時の対応】
状況によって対応方法はさまざまですが、一般的に下記手順が有効とされています。
・損害拡大の防止(または人命救助)
(例)初期消火を試みる、従業員の避難誘導など
・消防・警察に連絡(保険会社への報告よりも優先してください)
・契約保険会社(または保険代理店)に連絡
《主な報告事項》
・報告者の氏名・連絡先
・事故発生日、事故場所
・事故状況(発生原因から現在の状況までご報告ください)
・相手の有無(相手有の場合、その被害状況)
・消防・警察の届出有無
・保険証券番号(分かれば)
・修理先(決定していれば)
などをご報告ください。
【保険会社への報告タイミング】
速やかな報告が望ましいですが、損害拡大を防止し、消防・警察に連絡したあとでも問題はありません。
ただし、報告が遅くなるほど記憶が曖昧になり、被害状況と発生要因の因果関係が薄れる可能性があるため、保険会社は3日以内の報告を推奨しております。
【保険会社報告の前後に行ってほしいこと】
・被害現場の写真撮影(スマートフォンなど)
可能であれば、現場の片付けが始まる前が望ましいです(発生当時の状況確認のため)
写真は、被害箇所の近景と、被害現場全体がわかるよう遠目の写真を数枚ずつ撮影してください
(1枚だと状況の詳細確認が難しいため、数枚撮影が望ましいです)
・(相手がいる場合)連絡先の交換
その際、金額交渉は一切行わないでください。(トラブルを助長する可能性があります)
示談代行サービス付の保険もございますので、その場合は保険会社に依頼をご一考ください。
事故発生時に適切な対応をすることで、スピーディーな解決につながります。
不測の事態の際は、現場の混乱を抑えながらの対応となるため、対応手順の周知・方針の決定と定期的な確認をしておくことが必要です。
まずは「保険会社・保険代理店に連絡する」ことを覚えていれば、適切なアドバイスを提供することが可能ですので、どの保険会社(または保険代理店)で契約したのかをお忘れにならないようにお願いします。
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2023.06.05