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2024.05.22

企業が行うべき熱中症予防対策 総務・人事担当者向け






暑さ指数(WBGT)とは
 
5月となりましたが、これから夏を迎えるにあたり準備しておきたいのが熱中症の予防対策です。
屋外作業はもちろんですが、屋内でも発症する可能性があるため、オフィスワークであってもきちんと予防策を実施することが大切です。
まず押さえておきたいのは「暑さ指数(WBGT)」です。
「暑さ指数」は、熱中症予防のための指数であり、環境省の「熱中症予防対策情報サイト」で確認することができます。


(環境省HP)
https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php
 
暑さ指数は人体と外気の熱のやりとりに着目し、➀湿度 ②日射などの周辺の熱環境 ③気温 の3項目を取り入れた指標です。
厚生労働省のパンフレット「熱中症を防ごう」では「身体作業強度等に応じたWBGT基準値」が掲載されています。
 
(厚生労働省パンフレット)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001dwae-att/2r9852000001dwhn.pdf
 
作業内容に対してWBGTが高い場合は、冷房などを用いて作業場のWBGTを下げる必要があります。また、身体作業強度の低い作業内容に変更することを検討すべきケースもあるでしょう。
ここで注目したいのは、普段の業務内容により「熱に順化している人」と「熱に順化していない人」では、後者の方が低いWBGTでも熱中症リスクが高くなるということです。
作業者それぞれの暑さに対する慣れや体調に配慮した作業内容にすることも、熱中症予防のポイントといえるでしょう。
 

【熱中症対策の基本】
 
そのほか熱中症予防の基本としては
 
・暑さを避ける    ※節電を意識するあまり熱中症予防を忘れないよう注意
・こまめな水分補給  ※経口補水液など塩分を含んだものが有効
・こまめな休憩    ※余裕をもった作業計画を策定しましょう
・日常の健康管理   ※前日に睡眠不足や飲みすぎがある場合は要注意
 
などが挙げられます。
 
また、気象庁・環境省が発表する「熱中症アラート」がメールで配信されるサービスも
あります。
無料ですので、この機会にぜひとも登録をご検討ください。
 
(環境省HP)
https://plus.sugumail.com/usr/env/home
※PC・スマートフォンからリンクが可能です。
 
本格的な夏が来る前に、社内で熱中症予防対策を検討することをお勧めいたします。
 


【熱中症と労働災害】
 
なお、業務中に発生した熱中症は労働災害と認定される可能性があります。
ケースによっては、企業側の安全配慮義務違反が問われる可能性もあります。
安全配慮義務違反が認められた場合、企業が従業員から損害賠償請求を受けることもあり得ます。
企業防衛のために、熱中症対応型の労災上乗せ保険に加入しておくことも有効な対応策の一つです。
 
大和ライフネクストインシュアランスエスコート部では、労災上乗せ保険を取り扱っております。
ご興味がある方には資料を送付いたしますので、下記よりお申し込みください。


         


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