荷造りについて荷造り方法

荷造りを効率よく進めるコツ

  • 引越直前・直後に必要な荷物とそれ以外に分ける。
  • 普段使いしないものから先に梱包する。
    (シーズンオフの衣類,ベッド下の収納,買い置きしてある洗剤や柔軟剤,使用頻度が低く他のものでも代用できる食器…など)
  • 新居の同じお部屋に収納するものは、なるべく同じ段ボールに梱包する。
  • 用途によって、段ボールの大きさを使い分ける。

冷蔵庫

引越会社が作業日当日に梱包します。

お引越前日までに中身を空にしてコンセントを抜いて、水抜き・霜取りをしておきます。
庫内が常温になって氷や霜が解け始めると雑菌が繁殖しやすくなるため、水抜きと庫内の掃除をしましょう。
※お引越の季節や室内の気温によってはなかなか冷蔵庫内の霜が解けない場合もありますので、電源を抜くタイミングはなるべく早いほうがよいでしょう。

どうしても使いきれなかった食材は、食中毒などを引き起こす恐れがあるため、基本的に廃棄することをおすすめします。
ただし、夏場でなければクーラーボックスや発泡スチロールに保冷剤を入れて、ご自身で持っていく…という手もあります。

水抜きとは

製氷機内の氷や蒸発皿の水を捨てることです。
氷が残っている場合は早めに冷蔵庫の電源を切り、溶かしておきましょう。
その際、水浸しにならないように、予め冷蔵庫の周囲と庫内に、タオルや雑巾を置いておくのがおすすめです。
蒸発皿は冷蔵庫下部にあります。機種によって前面や裏面など取り出す位置が異なります。

※故障防止のため、新居設置後2~3時間は電源を入れないようにしてください。
※製氷の強制停止や自動霜取り機能が付いた冷蔵庫もあります。取り扱い説明書に目を通しておきましょう。

洗濯機

引越会社が作業日当日に梱包します。

お引越前日までに水抜きをしておきましょう。

水抜きとは

洗濯層の中ではなく、給水ホースと排水ホースに残っている水を抜く作業のことです。

全自動洗濯機

  1. 蛇口を閉じてから電源を入れ、スタートボタンを押します。※洗濯機の中身は空にしておきましょう。
  2. 15秒程したら電源を切ります。
  3. 念のためバケツや洗面器などの水受けを持ちながら、蛇口から給水ホースを外します。
  4. 電源を入れて脱水ボタンを押します。脱水時間は一番短いコースにしてください
  5. 脱水が終わったら排水溝から排水ホースを抜きます。この時もバケツや洗面器など、水がこぼれないように水受けを用意してから行いましょう。
  6. 電源コードやホースなどの付属品は、大きめのビニール袋にまとめて、養生テープで洗濯槽内に固定しておきましょう。

ドラム式洗濯機

  1. 蛇口を閉じてから電源を入れ、ドライコースや槽洗浄コースのいずれかを選び、スタートボタンを押します。
  2. 15秒程したら電源を切り、念のためバケツや洗面器などの水受けを持ちながら、蛇口から給水ホースを外します。
  3. 電源を入れて、脱水ボタンを押します。脱水時間を1分に設定してください
  4. 糸くずフィルターのつまみをゆるめ、バケツや洗面器などを当てて、水を抜きます。水が出なくなったらタオルなどで拭いてから元に戻します。
  5. 電源コードやホースなどの付属品は、大きめのビニール袋にまとめて、養生テープで洗濯槽内に固定しておきましょう。
    ※ドラムの固定ボルト(輸送ボルト)を用意しておいてください。

※全自動洗濯機でもドラム式洗濯機でも「水抜きしたのに洗濯機を傾けると水の音がする」…ということがありますが、これは洗濯機のバランスを保つための装置の液体によるものです。

テレビ(映像機器)

引越会社が作業日当日に梱包します。

テレビの梱包は、当日作業員が専用資材で行うので、梱包せずにそのまま置いておいて構いません。コード類のみ梱包しておきましょう。
その際、コードごとに接続先を書いたシールを貼っておくと、新居での接続がスムーズです。写真を撮っておくのもおすすめです。
また、外したコードは養生テープやビニール紐でまとめて、リモコンなどと一緒に"すぐ使うもの"と記載した箱に入れて、最後の方に搬出してもらいましょう。

パソコン・ゲーム機(精密機器)

デスクトップパソコンのディスプレイは、プチプチなどの緩衝材で液晶側が分厚くなるように包み、段ボールに立てて入れ、動かないように緩衝材を詰めるか、箱に入らない大きさであれば、段ボールを解体して包むように梱包して、側面はしっかりテープで止めておきましょう。
外付けHDやWi-Fiルータなどの周辺機器も緩衝材で包み、厳重に梱包しておきましょう。
パソコンの梱包前には、必ずデータのバックアップを取っておいてください。
また、パソコンや情報媒体に個人情報を補完する時は、電子ファイルの暗号化またはパスワード設定をしておきましょう。

※パソコンなどの精密機器を梱包した箱には、「ワレモノ」または「上積み厳禁」と記載しておきましょう。

石油ストーブ

灯油は石油ポンプなどを利用してポリタンクや灯油缶に戻し、灯油タンクを外した状態で空焚きをしておきましょう。
余った灯油、その他引火性ガス・毒物・異臭のするものなどは運ぶことができません。
使いきれなかった場合、近隣のガソリンスタンドや販売店で処分してもらいましょう。

食器

小さめの段ボールを使用し、底にプチプチなどの緩衝材を敷いておきましょう。
お皿は、新聞紙などの緩衝材で1枚ずつ包みます。平皿は上からの圧力に弱いので立てて入れ、深皿は上に重ねて入れます。
大きい皿から順に梱包し、上に小さい皿を重ねるようにすると、省スペースになる上、強度も増します。
マグカップの取っ手やワイングラスの脚などの衝撃に弱い部分は、まずそこだけを包み、更に全体を覆うように包みましょう。
鍋類のフタも同様に、まずフタだけを包み、裏返して鍋にフタをして、箱との隙間を緩衝材で埋めるようにします。

※すべて詰め終えたら必ず箱を揺らし、音が鳴らないか確認しましょう。カタカタ鳴るようであれば、緩衝材を足して隙間を埋めるようにします。

包丁(刃物類)

調味料・洗剤(液体類)

使いかけの塩や小麦粉、入浴剤などの粉類を梱包する場合は、まずそれぞれの袋がしっかり閉じてあることを確認し、ポリ袋などに入れて縛ってから梱包しましょう。
液体類を梱包する際は、フタをテープで止めておきましょう。
また、プラスチック製の容器はそのままでも大丈夫ですが、ガラス製の容器は緩衝材で包んでからポリ袋に入れて縛ってから梱包しましょう。

※すべて詰め終えたら必ず箱を揺らし、音が鳴らないか確認しましょう。カタカタ鳴るようであれば、緩衝材を足して隙間を埋めるようにします。
※液体類を梱包した箱は、運搬時なるべく傾けないように「天地無用」または「横積み厳禁」と記載しておきましょう。

小さめの段ボールを使用しましょう。
また、新居での作業を考慮して、1箱に梱包する量は"ご自身で持ち上げられる程度の重さ"にしましょう。
シリーズものの本は、後でまとめて本棚に戻せるように巻数を揃えて、なるべく同じ箱にまとめておきましょう。
基本的には本を横にして箱に重ね入れ、本を立てて入れるのは隙間を埋める程度にすると、本が折れ曲がるリスクを防ぐことができます。

CD・DVD

小さめの段ボールを使用し、底にプチプチなどの緩衝材を敷いておきましょう。
ケース入りのCD・DVD類は、衝撃などで割れやすいので、箱に立てて入れましょう。

衣類・カバン

大きめの段ボールを使用し、シーズンごとにまとめましょう。
カバン類は上下交互になるように入れると強度が増します。

スーツ・ワンピースなど
(ハンガーに掛けているもの)

お引越当日にハンガーボックスをお届けします。1箱に冬物の厚手のコートが10着程度が入ります。
ハンガーに掛けてある状態の衣類は、お引越当日までそのままの状態で構いません。
※収納スペース減により、新居で衣装ケースなどにしまうような衣類は、お引越前に畳んで段ボールで梱包しておきましょう。

布団・クッション

お引越当日に布団袋で梱包します。布団袋1つに1~2人分の敷き布団・掛け布団・毛布・枕が入ります。
クッションや座布団、大きなぬいぐるみなども一緒に布団袋で梱包してしまいましょう。

大きめの段ボールを使用しましょう。
つま先とかかとが互い違いになるように靴底を合わせて、1足ごと新聞紙で区切るように梱包しておきましょう。
重量感のあるビジネスシューズなどを底の方に入れてから、スニーカーやハイヒール、サンダルなどの軽いものを重ねると、型崩れを防ぐことができます。
新居での搬入時には、作業員の出入りが激しく、なかなかすぐには片付けられないため、とりあえずベランダに置いておくのがおすすめです。

養生テープで止めるか、紐で縛ってひとまとめにしておきましょう。

観葉植物

大型の観葉植物は、割れやすい鉢の部分をプチプチなどの緩衝材で包み、段ボールで梱包します。
段ボールの上部を開けた状態で、フタ部分を折ってテープで止め、観葉植物が倒れたり、土がこぼれたりしないように梱包します。

※輸送中に観葉植物が草枯れや折損した場合、引越会社では保証致しません。
※鉢植えなど、できるだけ傾けたくないものを梱包した箱には、「横積み厳禁」と記載しておきましょう。
※輸送中に水が漏れてご家財が汚濁してしまわないように、水やりはお引越3日前程から控えましょう。

(原付バイク)

自転車は積載可能ですが、原付バイクなど、ガソリンを燃料とする乗り物は、大きさに関わらずご家財と一緒にトラックに積載することができません。
※別途、陸送会社による輸送手配が必要となります。

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