各種設備診断・点検業務

大和ライフネクストでは、大がかりな修繕工事を実施する前に各種調査診断を行うことを提案しています(別途有償)。
調査診断により、該当する設備に関する現状を詳しく把握します。ここで得られる情報は、大きな資金を要する修繕工事の計画を見直すための有益な材料として、長期修繕計画に反映します。

給排水管調査診断

給水管や排水管の中に発生したサビやサビコブを放置すると水道から赤い水が出たり、トイレやキッチンの排水管が詰まったりという不具合が生じる場合もあります。目視や内視鏡などによる調査診断で状況を確認し、適切な処置を施すことが大切です。

<一般的な調査診断項目>
給水管目視確認、内視鏡調査
排水管内視鏡調査

電気設備調査診断

ブレーカーやケーブルなど電気設備に不具合が発生すると、それが原因で建物全体が停電になったり、感電事故や火災が発生する場合があります。目視や測定機器を使用した調査診断で現状を把握し、その建物にあった修繕計画を検討・立案します。

<一般的な調査診断項目>
電気設備目視確認、漏洩電流測定、避雷針接地抵抗測定

不具合を解決までスピーディーに導く、改善提案型設備点検

不具合の改善提案までをスピーディーに行うことが、設備点検のポイントです。
点検結果を報告書にまとめるだけで終わってしまっては、マンションの安全を守る設備点検にはなりません。設備の故障やトラブルの予兆を見落とさず、不具合を精査し、スピーディーに改善策を提示する。つまり確実な改修につなげていくことが、設備点検の目的です。理事会にしっかり説明し、改修工事を速やかに実現していくことができて「予防保全」といえるのです。



マンションにはさまざまな設備が設置され、常に適正な維持管理を行う必要があります。理事会の場で「設備点検で不具合が見つかりました」だけの報告では意味がありません。指摘事項と同時に改修方法や見積書が添えられて、初めて理事会としてどうしたら良いのかを判断できます。当社は点検報告とともに実用的な改善提案をお届けし、予防保全に努めます。

<点検>
どんな種類の点検をどんな頻度で、誰(管理員・技能者など)が行うかがポイントです。もちろん設備は予兆なく突然に故障することもありますし、必要以上の点検仕様にして高コストなものを提供しても無駄になります。適切な予防保全のための点検仕様を提案することが大切なのです。
当社では、「外観点検」「作動点検」「機能点検」の3つの方法を設備や部位によって組合せ、点検仕様を定めています。

<報告・改善提案>
設備点検はどんな管理会社でも行っていますが、結果を報告した後は「どう改善するかはお任せします」では、理事会も困ってしまいます。何を、どう改善すればよいのか、費用はいくらぐらいかかるのかが分からなければ、問題の先延ばしになりかねません。
当社では、点検報告書で指摘された箇所に関する是正方法を検討し、理事会に改善提案を提出。費用がかかる場合には見積書も提出し、スピーディーな問題解決をサポートします。