点検結果を報告書にまとめるだけで終わってしまっては、マンションの安全を守る設備点検にはなりません。設備の故障やトラブルの予兆を見落とさず、不具合を精査し、スピーディーに改善策を提示する。つまり確実な改修につなげていくことが、設備点検の目的です。
理事会にしっかり説明し、改修工事を速やかに実現していくことができて「予防保全」といえるのです。
マンションにはさまざまな設備が設置され、常に適正な維持管理を行う必要があります。理事会の場で「設備点検で指摘を受けました」だけの報告では意味がありません。指摘事項と同時に改修方法や見積書が添えられて、初めて理事会としてどうしたら良いのかを判断できます。大和ライフネクストは点検報告とともに実用的な改善提案をお届けし、予防保全に努めます。
どんな種類の点検をどんな頻度で、誰(管理員・技能者など)が行うかがポイントです。もちろん設備は予兆なく突然に故障することもありますし、必要以上の点検仕様にして高コストなものを提供しても無駄になります。適切な予防保全のための点検仕様をご提案することが大切なのです。
大和ライフネクストでは、「外観点検」「作動点検」「機能点検」の3つの方法を設備や部位によって組合せ、点検仕様を定めています。
●大和ライフネクストの総合設備点検例
給水設備 | 給水ポンプ、モーター、付属機器、制御盤、貯水槽設備(付属配管含む)、設置環境 |
排水設備 | 排水ポンプ、モーター、制御盤、付属機器 |
電灯設備 | 共用電灯分電盤、自動点滅器、点灯・消灯用タイマー、電磁接触器等、共用部照明の制御機器 |
その他 | 警報盤、非常用照明、航空障害灯、テレビ共聴設備、屋上ドレン、避雷針 |
設備点検はどんな管理会社でも行っていますが、結果を報告した後は「どう改善するかはお任せします」では、理事会も困ってしまいます。何を、どう改善すればよいのか、費用はいくらぐらいかかるのかが分からなければ、問題の先延ばしになりかねません。
大和ライフネクストでは、点検報告書で指摘された箇所に関する是正方法を検討し、理事会に改善提案を提出。費用がかかる場合には見積書も提出し、スピーディーな問題解決をサポートします。
大和ライフネクストは専門的なノウハウを有するさまざまな協力会社との協業のもと、質の高いサービスの提供に努めています。当社では、主要な取引先とともに「共力会社会」を組織し、いくつかの部会ごとに業務品質の向上のための研究活動を行っています。「共力」の「共」の字には、発注先と受注先という関係ではなく、共に品質の向上を図り、お客様に評価いただくことを通じて、共に発展していこうという思いを込めています。
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