いつごろ、どんな工事が発生し、どれくらいの費用が発生するかの指標となる長期修繕計画。マンションごとに規模や立地、設備や使われている材料は異なります。施工方法や数量・修繕単価を踏まえ、また修繕範囲もどこまで見定めて実施するべきかなど、しっかり計画に盛り込んでおく必要があります。そのためには概算ではなく、実数や材料を拾い出し、最適な施工方法を想定し、根拠ある長期修繕計画を立案しておくことが求められます。
また長期修繕計画は一度作ればそれでよいというわけではなく、物価変動や劣化状況・修繕履歴を反映し、概ね5年程度で見直しを行います。また築年数を重ねたマンションでは、その先の30年をどんな計画で進めていくか、管理組合で議論を重ねカスタマイズを行う必要もあります。長期修繕計画には、マンションの将来を描くための「設計図」という、重要な役割もあるのです。
大和ライフネクストでは、マンション管理に関するさまざまな情報を蓄積し、活用するためのシステムを構築しています。個々のマンションの修繕履歴はもちろんのこと、今後の計画の立案に役立てることができる他マンションの類似事例などをご提案することも可能です。
また、一般的な管理委託契約では長期修繕計画の作成及び更新が含まれておりません。大和ライフネクストでは管理委託契約内で長期修繕計画の作成を行い、毎年の更新を標準仕様としています。
長周期化コンサルティング
※100戸でのシミュレーション例:長周期化の仕様にした場合、工事費が5%UPすると仮定
修繕周期・部位、単価や施工方法の根拠など、作成者によってそれぞれ異なっていた長期修繕計画を2008年に国土交通省が標準様式として取りまとめています。
お問い合わせはこちら
東日本
西日本